機能訓練指導員の1日の仕事内容(午前)

柔道整復師

まず初めに、能訓練指導員とはできる限り自分で身の回りのことができるように支援していくことを目的として、主に利用者さん一人一人に機能訓練運動指導などを行っていきます。また身体機能の評価を行い機能訓練計画書を作成し、その計画書に沿って行い3ヶ月ごとに見直していくなど、常に利用者さんの経過や状態を把握しなければなりません。

また機能訓練指導員として認められる資格は看護師・准看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・鍼灸師のいずれかの国家資格保有者でなければなりません。

ちなみに理学療法士や作業療法士の機能訓練指導員が多いですが、近年では柔道整復師の機能訓練指導員も増えてきています。

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機能訓練指導員の1日の流れ(午前)

今回は介護現場で働く機能訓練指導員(柔道整復師)の1日の流れや業務内容を書いていきます。内容量が多いので読みやすいようにで記事を分けて書いていこうと思います。

本題に入る前にデイサービスによって1日の利用者数など変わってきますが、ひでぼうが勤めている施設では1日の平均利用者は約25人程度ですが多いときは30人以上になります。

施設により、規模などは変わってきますが機能訓練指導員は1つの施設に一人のところが多いです。それでは、ひでぼうが働いている施設、通所介護(デイサービス)での1日の流れを初回していきたいと思います。

ひでぼう
ひでぼう

それじゃ〜ひでぼうの1日を紹介していくぜ〜!!

|7:30〜出勤〜

まず、7:30ごろに出勤をし、換気のため全ての窓を開けてから電気治療器のパッド付けやお昼のおしぼりなどを畳んで準備していきます。

そして朝のミーティングが始まり、今日の利用者や欠席者の報告、その他説明事項などを職員で共有します。

また、ヒヤリハットや同じ施設で起きた事故報告の共有もこの時に行います。

機能訓練指導員はその日のリハビリ・運動器を行う人などの把握し、全職員にも周知します。

|8:00〜お迎え〜

朝のミーティングが終わると、利用者さんの送迎に向かいます。

ひでぼう
ひでぼう

もちろんひでぼう(機能訓練指導員)も利用者さんの送迎を行うよ

この際、迎えに行く車や利用者さんはその日その日で変わってくるので、道順などもしっかりと把握しなければいけません。

また車イスも乗れる送迎車もあるので、ほとんどの利用者を迎えに行くことができます。(車椅子車は今まで扱った事がなかったので最初は慣れるまで大変でしたが、今では余裕で慣れています。笑)

迎えの際、家族の方が出てこられる家もあれば、一人暮らしの利用者の方もいます。そういった家族構成も把握していなければいけません。

|9:00〜来園〜

9時前までに全ての送迎車が帰ってきます。(利用時間が決まっている為、ひでぼうのデイサービスの利用者は9:00〜16:00)

まず施設に到着したら、利用者さんに手洗いうがい消毒をしてもらい、その次にバイタルの確認体温チェックを行います。

コロナ関係ありなしに利用者さんは高齢の方ばかりなので普段から血圧などを把握しておく必要があります。

|9:20〜朝の体操・入浴〜

バイタルや体温チェックが終わるとここから朝の挨拶や体操が始まります。

基本の体操や脳トレ体操・口腔体操など様々な体操を行なっていきます。利用者さんの目の前で行い、ゆっくりなテンポでかつシンプルな体操の方が利用者さんも参加しやすいです!

またこの時間に全体で、全身調整運動や機能訓練も行ったりします。

ホネくん
ホネくん

久しぶりの登場だボーン!

すごい、たのしそうなんだけど〜

ひでぼう
ひでぼう

利用者さんとみんなで歌いながら体操するのはものすごく楽しいよ!

また、この体操と同時に入浴をされる利用者さんはお風呂に入っていきます。1度に全員入ることができないので順番に入浴していきます。

もちろん機能訓練指導員は体操をみんなの前でする日もあれば、入浴の着脱介助を行う日もあります。

|10:30〜個別機能訓練〜

ここからの時間は個別の機能訓練になります。一人一人に声を掛け、その人に計画された機能訓練リハビリを行なっていきます。

要介護の方で機能訓練をされる方が多ければそれだけやる人数が増えてくるので忙しくなります。(必ず機能訓練指導員が2つ以上のメニューをやらなければいけない)

また施設によって違いはありますが、リハビリ機器などがある施設ではこの時間に利用したり他の利用者さんと談笑しています。

もちろん機能訓練だけではなく、トイレ介助はもちろん歩行の補助やベッドへの移乗などの介護も行なっていきます。

この時間も入浴をされる利用者さんは順番に入ります。入浴の着脱の担当の際は服の着脱の補助はもちろん、髪の乾かしなどを行います。あくまでも自立の補助ということなので着脱は全て手伝うのではなく、出来ない動作を手伝うが基本です。

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午前に行うこと

利用者の方々が来園されてからの午前中はバタバタしていることが多いです。バイタル確認から入浴・リハビリ・歩行介助など、自分がやりたいと思っていることが出来ないのが当たり前です。ただ、利用者さんの「ありがとう」これにただただ救われています。

今回は午前中の仕事内容について書いていきました。書けていない部分もありますが、職員一人一人が1チームになって利用者さんが安全で安心して過ごせる空間を提供しています。色んな職種の方がいることにより、自分のスキルアップにもなっています。

次回は『機能訓練指導員の1日(午後)』になります。昼食前から送迎、そして利用者さんが帰った後の仕事内容も書いていきます!

ひでぼう
ひでぼう

是非みてください!!!!

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