介護業界の柔道整復師の必要性

柔道整復師

この記事では介護についての大まかな話になります。介護に興味がある方や介護の仕事に就いた初めての方に向けた内容になります。

そこまで難しい内容にはなっていないので、簡単に見て頂けたらと思います。

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介護の基礎

介護の基礎中の基礎といっても過言ではない内容を書いていきますが、ちなみに介護の仕事内容ではなく介護の全体図です。

ひでぼう
ひでぼう

急に介護の話!?って思った方いませんか?

ひでぼうのブログを読まれている方であれば、思われる方はいるでしょう。

実はこの7月に4年数ヶ月お世話になった接骨院を退職し、この8月から介護の現場で働いています。

転職した理由などはまた記事にて詳しく書いていきたいと思いますが、今回は介護の仕事について書いていきたいと思います。

要支援・要介護

まず初めに理解していただきたいのが、日本は公的介護保険というものがあり『介護が必要と認定された際に、必要な給付がされる制度』のことです。保険者は市区町村で被保険者は40歳以上の人で、65歳以上の方を第1号被保険者40歳以上65歳未満の人を第2号被保険者と言います。

簡単に書くと、第1号被保険者の方で受給者になられる方は要介護・要支援者の認定を受けた方、第2号被保険者の方では特定疾病によって認定を受けた方になります。原則負担割合は1割ですが、所得の高い方は3割負担になります。また支給限度額を超えた場合の超過分は全額負担になります。

また要援・要護でも区分があります。

要支援

要支援は1・2段階あり、社会的支援を必要とする状態(複雑な動作に何らかの支え)や生活に支援する状態(要支援1の状態からの日常動作能力のわずかな低下)の方をいいます。

利用できるサービスは【介護予防サービス

要介護

要介護は1〜5段階あり、部分的な介護を必要とする状態(移動動作などの何らかの支え)や軽度・中度・重度・最重度の介護を要する状態(排泄ができない・理解の低下など)の方をいいます。

利用できるサービスは【介護サービス

認定基準はもっと複雑ですが、今回は以上の要点だけ覚えておきましょう。

介護施設

介護の仕事といってもたくさんの職種の方がいます。そして施設によっては利用者さんの利用の仕方も異なります。

ここでは介護施設の種類などを分かりやすく説明していきます。

公的施設(要介護状態の対象者)

施設の種類介護度
特別養護老人ホーム(特養)要介護3〜5
介護老人保健施設(老健)要介護1〜5
介護療養型医療施設要介護1〜5

民間施設(要介護状態の対象者)

施設の種類介護度
介護付有料老人ホーム自立〜要介護5
住宅型有料老人ホーム自立〜要介護5
グループホーム要支援2〜要介護5

などいろいろな施設がありますが、ひでぼうが今勤めているのが通所介護(デイサービス)です。自立・要支援・要介護の方全員が利用されています。隣に併設して特別養護老人ホーム(特養)もあります。

次はひでぼうが勤めているそして皆さんに一番馴染みのある通所介護について書いていきます。

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通所介護

ひでぼうが勤めているデイサービスでは、これまで接骨院では経験してこなかったことが多数あり右も左も分からない。しかし新たな仕事内容や経験・知識もたくさん覚え、刺激のある毎日です。デイサービスでは多くの利用者さん・職員の方々で成り立っていますが、この通所介護(デイサービス)について説明していきます。

必要な職種(人員)

通所介護(デイサービス)では運営を行うために必要な人員基準があります。

  • 管理者
  • 生活指導員(介護福祉士・社会福祉主事または社会福祉主事任用資格)
  • 看護職員(看護師)
  • 機能訓練指導員(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・道整復師・あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師(※)
  • 介護職員

またその他にも利用定員により人員基準は変わり、地域や提供サービスなどによっても異なります。

(※)現行の機能訓練指導員が配置されている事業所において、半年以上の実務経験を積むこと

必要な設備

通所介護では最低限の設備が必要な設備基準があります。

  • 機能訓練室(3平方メートル)
  • 事務室
  • 相談室
  • 静養室
  • 食堂(ホール)
  • トイレ(車椅子でも利用可)
  • 入浴室
  • 送迎車

などなど、たくさんありますが提供サービスにより異なってきます。

必要な経験

介護現場で必要な経験は・・・・要りません

介護の仕事に就いた事がない方、国家資格を持っていない方、関係ありません。介護の現場では施設を開設するにあたって必要な人員(職種)の基準はありますが、経験の方からでも始める事ができます。

また一定条件を満たすことにより、介護福祉士の受験資格や介護支援専門員(ケアマネジャー)の受験資格など挑戦することもでき、キャリアアップを図ることもできます。

ひでぼう
ひでぼう

国家資格持っているけど、介護現場は初めてだし、未経験者といっても過言ではない(笑)

たまに機能訓練指導員(国家資格者)が勘違いして偉そうにしている人がいるのはここだけの話。

機能訓練指導員

ひでぼうは能訓練指導員という職種で採用され、その業務に従事しています。

聞き慣れない方もいるとは思いますがここでは機能訓練指導員の概要や仕事内容などについて書いていきたいと思います。

ひでぼう
ひでぼう

名前は『機能訓練指導員』だから・・・機能の訓練などをするのかな〜!??

機能訓練指導員とは

先ほども述べたように機能訓練指導員は誰もができる訳では無く、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師(准看護師)・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師の国家資格取得が必要となります。

利用者の1人1人に合わせた個別機能訓練を行い、筋力の維持や生活の身の回りの事ができるように運動プログラムを作成し実施していきます。

機能訓練指導員のやりがい

ひでぼうは初めてこの介護の業界に飛び込み機能訓練指導員として働いていますが、ここ最近は利用者さんの検査・評価を行い、個別の機能訓練プログラムを作成させて頂くようになりました。

筋力の維持から関節可動域の向上など様々な視点から利用者さんにあったプログラムを作っていかないといけないですが、やりがいのある仕事です。接骨院の患者とは違って維持させる事さえ難しいのですが、今までの経験や知識を使って如何に維持させるか、向上させていくか、そしてコミュニケーションをとっていくか、この3つが大切だと考えています。

機能訓練指導員の仕事

先ほど仕事はどのような事をするのか書いてきたのですが、ここで伝えたいのは『介護』は行うと言う事です。介護現場の経験者の方であれば言葉の内容でわかると思います。トイレ介助・入浴介助・着脱・ベット移乗などもしなければいけません。ひでぼう自身は、この介助を行う中で利用者さんの機能や可動域・何ができる、できないかを観察することができるので機能訓練指導員は必ず行うべきだと考えています。

中には機能訓練指導員は介護を行わないという方もいますが、介護の現場では多様多種の資格を持った人たちが一つのチームになって行わなければいけません。機能訓練指導員はプライドが高い人も多いと聞くのですが、積極的に介護を行うべきです。

最後に

今回は介護の業界や仕事のことについて簡単に書いていきました。ひでぼうも介護の業界に入りまだ2ヶ月も経っていませんが、少しつづこの業界にも慣れていきたいと思います。そして皆さんにも有益な情報を提供できたらと思います。

  • 要支援・要介護について
  • 介護施設の種類
  • 通所介護について
  • 機能訓練指導員の仕事内容

この4つについて書いましたが、介護の現場はこれからも成長してくる業界です。しんどい・辛いなど様々な課題があると思いますが、少しづつ待遇面も変わってきているみたいです。

皆さんが少しでも介護に興味を持って頂いたらなと思います。

ひでぼう
ひでぼう

みんなで介護業界を盛り上げよう!!!!!

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