ひでぼうの持っている国家資格『柔道整復師』について今日は書いていきます。
ひでぼうが柔道整復師の資格を取得したのは平成29年、今から・・・約5年前です。柔道整復師の国家試験は年に1回で3月の第1日曜日に行われます。他の医療系の資格も2・3月に行われており、ダブルライセンスでよく資格取得される鍼灸師の国家試験はその前週の日曜日に行われます。
『柔道整復師になるためには』と何が必要がどうすべきかなど具体的に説明していきます。
ちなみに『柔道整復師』ってどんな資格??と思われた方はこちらの記事を。
柔道整復師になるためには
柔道整復師というとあまりパッとしないと思いますが、「接骨院の人」というと分かると思います。接骨院で働いているほとんどの人が柔道整復師の国家資格者です。
ただここだけの話、院長だけが国家資格者で後のスタッフは無資格者っていう接骨院もあるから、もしいま接骨院通ってて気になるよと言う人は施設内にその人の免許証が貼っている確認してみたらいいと思うよ!免許証は必ず院内に出さないといけないから!!
受験資格
柔道整復師は誰でも目指すことは可能ですが受験資格は誰でも全員にあると言うわけではありません。下記の要件がないと受験資格はありません。
国家試験の受験資格は、高等学校卒業もしくは高等学校卒業と同等の資格を取得し、厚生労働省が養成施設と認める大学・専門学校で必須科目を専攻し取得しなければなりません。
また各学校で、受験相当のレベルがあるか・ないかの独自の試験を行なっている所も多く(いわゆる足切り)、ここで受けさせて貰えないという学生も少なからずいます。
まあ学校からすると合格率を下げたくないよね〜
特に合格率100%!などとパンフレットに書いてあるところは独自の卒業試験みたいなものがあるかも・・・
合格率の裏には・・・
そりゃ、誰だって合格率が高い学校に入りたいって思うボーン
ひでぼうはそういう試験あったの〜?
11月・12月・1月に『卒業試験』というのがあって、3回中2回合格しないと受けさせない制度だったよ!
ちなみに受けれない人は留年するか退学に2択だったよ!
また、専門学校の場合『認定実技試験』に合格することが条件となります。大学では実技の認定試験はしませんでした。
必要なスキル
柔道整復師になるための必要なスキルは・・・特にありません。笑
ただ、やはり医療系の国家資格になるので勉強を続ける精神力は必要となります。ただ勉強が苦手なひでぼうでも、資格を取得したいと思えば決して難しいことではありません。
学生時代に苦労するか、社会人になって仕事しながら勉強するか…どちらが楽か分かりますね。ちなみに既卒受験者の合格率は大幅に減少している傾向があります。
やる気・根性 以上!!!!!
今からできること
この記事を見ているということは柔道整復師になりたい人か、気になっている人だと思います。ひでぼうが今から柔道整復師の学校に通うと決まった場合、まず解剖学を勉強します。解剖学は他の科目より暗記する内容が多く、少しでも(筋肉・神経・内臓)覚えておけば確実に楽になります。本屋さんなどにイラストなどの図で覚えやすいようなテキストもあるので活用してみて下さい。
生理学は講義で聞いたほうが、覚えやすいから『解剖学』からやってみよう
柔道整復師の受験者数・合格率
ここでは少し現実的なお話をしていきたいと思います。まずは他の医療系国家資格の理学療法士や作業療法士・鍼灸師などの受験者数・合格率などをみていきたいと思います。
他医療系国家資格
理学療法士・作業療法士・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の令和2年度を見ていきたいとおもます。
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
理学療法士 | 11,996名 | 9,434名 | 79.0% |
作業療法士 | 5,549名 | 4,510名 | 81.3% |
はり師 きゅう師 | 3,853名 3,797名 | 2,698名 2,740名 | 70.0% 72.2% |
あん摩マッサージ指圧師 | 1,295名 | 1,089名 | 84.1% |
柔道整復師
柔道整復師の過去5年間を見ていきましょう。
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
平成29年(2017年) | 6,727名 | 4,271名 | 63.5% |
平成30年(2018年) | 6,321名 | 3,690名 | 58.4% |
平成31年(2019年) | 6,164名 | 4,054名 | 65.8% |
令和2年(2020年) | 5,270名 | 3,401名 | 64.5% |
令和3年(2021年) | 4,561名 | 3,011名 | 66.0% |
ちなみに太文字がひでぼうが受けた年です。
他医療系国家資格と見比べてみると、柔道整復師の合格率は低い推移ですが、難易度はさほど変わらないと思います。むしろ理学療法士・作業療法士は5択問題の出題になるので少し難しいかもしれません。
この表を見て分かるように柔道整復師の資格者は年々減少傾向ですが少しづづ合格率は上昇してきています。出題の仕方もここ最近大きく変わりまた新たなステージに進んでいるように思えます。
まとめ
柔道整復師になるために必要なこと
- 高等学校卒業または高等学校卒業と同等の資格を取得し、厚生労働省が養成施設と認める専門学校・大学で必須科目を専攻し取得する。
- 学校単位で行われる卒業試験に合格すること
- やる気と根性、資格を取得したい人一倍の気持ち
この3つができれば確実に合格できるでしょう。笑
柔道整復師は養成の施設に行かないと取れない資格ですが、資格取得後は独立開業もでき、手に職をつけることができる素敵な仕事です。興味ある方や目指している方は是非ともチャレンジしていただきたいです。
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