大変長らくお待たせいたしました。今回は前回の続き『機能訓練指導員の1日の仕事内容』を皆さんにご紹介していきたいと思います。
まずもう一度機能訓指導員について説明させていただくと”できる限り自分で身の回りのことができるように支援していくことを目的として、主に利用者さん一人一人に機能訓練や運動指導などを行っていきます。また身体機能の評価を行い機能訓練計画書を作成し、その計画書に沿って行い3ヶ月ごとに見直していくなど、常に利用者さんの経過や状態を把握しなければなりません”また医療国家資格保有者でないと機能訓練指導員にはなれません。
簡単に説明しましたが、機能訓練指導員は介護の現場において必要な存在です。
それでは前回の続き、機能訓練指導員の1日の内容(午後)に入っていきたいと思います。
機能訓練指導員の1日の流れ(午後)
前回同様、タイムスケージュールの中でどのような仕事をしているのかを書いていきます。前回は「10:30〜個別機能訓練〜」から12時前までの内容となっていますので、12時以降からの内容となります。
ちなみに午前の仕事内容が気になる人は下の記事に飛んでね〜
ちなみにひでぼうの施設では、12:00から休憩に入る人と、13:00から休憩に入る人が分かれています。今回は13:00から休憩に入った時の仕事内容です。
|12:00〜食事介助〜
12:00になると利用者さんの昼食が始まります。配膳は職員でやります。一人で食べれる方もいれば、少し介助が必要な方、全介助の方、様々な利用者さんがいます。そういった方々の食事のお手伝いをしていきます。特別必要なスキルなどはいらないですが、タイミングや配分が必要になってきます。白米とおかずを交互に食べさせたり、口に食べ物が無くなったタイミングなど難しものではありません。
何回も言うようだけど、【機能訓練指導員】はリハビリだけが仕事ではないですよ〜!!
だいたい食事が終わるのが12:30〜40分なので、その後はベットで休まれる方、お話をされる方など利用者さんそれぞれです。もちろん片付けも職員がやります。
※12時から休憩の場合は、配膳をしてから休憩に入ります。
|13:00〜休憩〜
やっとこさ休憩に入ります。笑
休憩は約1時間あります。ひでぼうの休憩時間の過ごし方はご飯を食べたり、スマホで色々な人のブログを見たりしています。そして必ず15分は筋トレや有酸素運動をやっています。接骨院で勤めていた時もトレーニングを行なっていたので、今もやらないと落ち着かないです。笑
※13時が休憩明けの場合、まだ実施出来ていない人がいれば個別の機能訓練、いなければ見守りと1日の利用者さんの様子を書いていきます。
ひでぼうは13時からの休憩の方が得した気分で嬉しい(笑)
|14:00〜レクレーション〜
1デイサービスといえば「レクレーション」と思われる方が多いかもしれません。時間としては30〜40分、、、想像されるより長い時間はやってないと感じる方がいるかもしれませんが、この時間の中でレクレーションを行なっていきます。
- みんなでカラオケ
- 紙芝居
- 外でのグランドゴルフ
- 季節のビンゴゲーム
- 玉入れならぬ丸めた新聞紙入れ
- 新聞紙で綱引き
などなど毎日レクレーションの内容が工夫されながら、利用者さんに飽きさせない工夫で行なっています。
ひでぼうは担当しているレクはなーに?
実は偉そうに言ってるけどまだレク担当していないんだ。笑
担当させてもらってないと言うより担当する時間がないと言ったら正解かもしれません。入社してまだ浅いのですが書類や送迎表の作成など事務作業が多くなっています。
これだけは皆さんに声を大にして言いたい!
介護の現場はめちゃくちゃ書類が多いです!!
接骨院から介護現場に入った私は驚きました。そのぐらい書類関係が多く事務作業がめちゃめちゃあります。機能訓練指導員・介護職員・看護職員関係なしに多くの書類があります。
|15:00〜喫茶〜
話がズレてしまいましたが、15:00にレクレーションも終わり「喫茶の時間」です。喫茶といってもおやつと数種類から飲み物を選んでもらって休憩してもらう時間になります。
もちろん利用者さんからオーダーを聞いて飲み物を作ったり運んだりしています。
|15:30〜帰りの体操〜
いよいよ利用者さんとのデイサービスでの時間が終わりを告げようとしています。
ここではトイレ誘導を主に行い、オムツやパット交換が必要な方は帰る直前のこの時間でも行います。家族から「帰る前に〇〇してください。」ということもあるのでこの時間は結構忙しいです。
オムツ交換をやったことが人が多いかもしれませんが、習えばすぐ出来る様になります。そして必ずゴム手袋をして行うので衛生面もしっかりしています。
|16:00〜送迎〜
しっかりと道順を確認して利用者さんの送りをします。帰りの際は下校中の子供が多く特に運転に気をつけなければなりません。
もちろんひでぼう(機能訓練指導員)も行うよ
送りの際も家族の方が出てこれない・いない方もいるので家の中や玄関までしっかりとお見送りをします。
送迎が終わると施設に帰り、片付けや明日の準備を行いその日の業務は終了となります。
※仕事が残っていれば残業をしたりしますが大体、17:30に帰れる事が多いです。
機能訓練指導員として
何回も言うようですが介護の現場では介護職員・看護・機能訓練指導員・管理栄養士など、様々な専門性をもった方が勤めています。そういった様々な方がいる中で仕事をすると言うのは自分のキャリアにもなり、スキルアップにもなります。
機能訓練指導員としてのリハビリの仕事はもちろん、介護の補助なども行うことが今の機能訓練指導員として必要なことだと思います。
よく「機能訓練指導員はプライドが高く介護の仕事を手伝わない」と言う現場の声も聞いたこともありますが、トイレ介助・入浴・着脱・ベットの移乗での利用者さんの動きを一緒に行い確認できれば、より良いリハビリ計画もそのことを元に作れます。
何かしらは自分の仕事に繋がると思って、色々なことに挑戦できる機能訓練指導員を目指していただいたらと思います。
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