今回はひでぼうが今年10月に資格取得を目指している、『介護支援専門員(ケアマネージャー)』についての内容になります。
どういう仕事・どういった試験・どのような内容。受験資格はあるのかなどなど、ケアマネについて素人の方でも分かりやすく書いていきたいと思います。また『ケアマネ』の仕事について多くの方に理解して頂きたいとも思っています。
もしかしたら、あなたがこのケアマネに将来
お世話になるかもしれませんよ!!
では早速、本題の方に行っていきたいと思います。
介護支援専門員(ケアマネ)とは
介護支援専門員はケアマネージャーとも呼ばれ、こちらの呼び方の方が皆さんには馴染みがあるかなと思います。
ケアマネージャーとは要支援・要介護認定を受けた被介護者のケアプラン(介護サービス計画書)を作成する専門職の方を言います。介護サービスを受けるには(デイサービスやショートステイ・特養などを利用)ケアプランが必要で、そのケアプランをもとに各事業所は介護計画書などを作成するため、このケアプラン(介護サービス計画書)は被介護者にとってとても必要になる計画書になります。
ちなみにケアマネージャーの利用料金は介護保険からの全額給付されるため、ケアプラン作成に伴う利用者負担はありません。
また介護サービス利用者が事業所に要望やクレームを直接言いづらい場合は、ケアマネが代わりにその意思を伝えるなどします。もちろん被介護者に必要な設備やサービスがある施設を選ぶなど、被介護者・事業所の調整役としても活躍しています。
最近はこの介護保険制度の話題も増えてきているよね・・・
ケアマネの仕事内容
ここからはケアマネについて詳しく書いていこうと思います。
ケアマネージャーの主な仕事内容は、被介護者の『ケアプランの作成』になります。介護保険を使ってサービスを受ける者はケアプランを作成してもらわないと介護サービスを利用することができません。
また、「事業対象者」と認定された方は「基本チェックリスト」に該当し、ケアマネの『ケアプラン』が必要になります。
主な仕事内容は、ケアプランの作成になります。
ケアプランを作成し、そのケアプランに沿ったものを提供し、定期的に自宅を訪問し、健康状態やサービスなどをモニタリングしていきます。
また、1ヶ月ごとに支給限度額の確認や利用者の介護負担額などの計算も行い、利用者に対しサービス利用票や提供表・別表・給付管理票を確認・作成をし提出します。
他にも、家族の方・本人からの相談にも乗ることもあるようです。ひでぼうの職場のケアマネさんは、『利用者が自宅で転倒した』と言われ、自宅まで行き救急車を呼んだという例もあったよ!!
ケアマネはケアプランの作成だけでなく、利用者・その家族ともしっかりとコミュニケーションを取ることが必要な仕事です。
ケアマネになるには?
それでは、どのようにして『介護支援専門員(ケアマネージャー)』になれるのかみていきましょう。
ケアマネージャーの受験資格
2018年度試験から受験資格の条件が厳しくなりました。
※はり師・きゅう師は2018年の改正で、『機能訓練指導員』としても働くことが可能になり、鍼灸師以外の機能訓練指導員の在籍する介護施設・事業所で6ヶ月以上の実務経験を積めば、機能訓練指導員として働けます。
各都道府県により若干異なる場合があるため、各都道府県の担当部署に直接聞くのも良いかもしれません。
ひでぼうの場合
ひでぼうの場合をみていきましょう。
- 接骨院:勤務柔道整復師として4年4ヶ月(H29年4月〜R3年7月末)
- 通所介護事業所:機能訓練指導員として6ヶ月〜(R3年8月〜)
この記事を書いているR4年1月時点で、残り2ヶ月間柔道整復師の資格に基づく業務(機能訓練指導員含む)を行えば受験資格が得ることができます。
決して、機能訓練指導員として5年以上働いていないといけない!!というわけではなく、柔道整復師としての実務経験が5年以上あれば受験資格があるみたい。広島県の担当部署に聞いたから間違いない(笑)
ケアマネジャーになるメリット
ケアマネージャーになるメリットを挙げていきたいと思います。
- キャリアアップに繋がり給与が上がる
- 専門性が上がり、より大きなやりがいが感じられる
- 介護現場で働けなくなっても(ケガなどで)、デスクワークで働ける
- 活躍の場が広がり、独立して事業所を開くこともできる
- 自分の時間(都合)で働けるところもある
などなど多くあります。ケアマネージャーさんの知り合いの方から聞いた話を参考にさせてもらっています。
介護支援専門員(ケアマネ)試験
先ほど、受験資格について述べましたが、次に介護支援専門員(ケアマネ)試験の合格率・難易度などをみていきたいと思います。
ケアマネージャーの合格率
最初に結論から述べると・・・めちゃくちゃ合格率は低いです。試験の出題形式5肢複択や試験時間が短い・学習時間の確保が難しいなどの理由から合格率が低いと言われています。
年度 | 合格率 |
2018年 | 10.1% |
2019年 | 19.5% |
2020年 | 17.7% |
2021年 | 23.3% |
こうみてみると、ここ近年は合格率が徐々に上がってはいますがそれでも20%前後と厳しい状況です。
ケアマネージャーの難易度
合格率を見ていただければ難易度がとても高いということがわかりますが、他の介護の資格とも比較していきましょう。
合格率 | |
ケアマネージャー | 17.7% |
介護福祉士 | 69.9% |
社会福祉士 | 29.3% |
看 護 師 | 90.4% |
柔道整復師 | 66.0% |
理学療法士 | 86.4% |
他の資格との比較が役に立つかはわかりませんが、介護支援専門員(ケアマネージャー)の合格率は他の資格と比べてみても難しいとわかります。
ここ近年はケアマネージャーの受験者が減少傾向で、ケアマネになりたいという方も減ってきているのが現実です。もちろん難易度の他にも手当てなどの問題もあるみたいですが、現に受験者数・合格者数が減ってきています。
介護支援専門員(ケアマネ)を目指す
ひでぼうは2022年10月にある介護支援専門員の試験を受験する予定です。なぜこの資格を目指すかというと・・・
- 介護全般の知識を身につけたい
- キャリアアップ
- 将来、ケガ(腰痛など)で現場で働けなくなった時の為
などの理由があります。まだ介護の現場で働いて半年も経っていませんが、ケアマネの仕事を身近で感じて『やりがいがある』『やりたい』と心底思いました。そして、上司にも「40歳すぎると、介護現場(入浴介助など)がしんどくなるよ」などと言われたのもきっかけです。
ケアマネージャーの成り手が減ってきているのに逆光している現状ですが、必ずこれからの『糧』になるのは確かです。
ケアマネ目指している方!一緒に頑張ろう!!!
ケアマネの勉強教材も届き、10月に向けて頑張ります!!
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